年収10倍のノート術【修正中】
年収が上がるノート術
さてさて
先日取り上げたノート術のお話の関連話です。
今回は分かりやすく言うと、
ニコニコ動画のチャンネル登録を増やすために
Daigoさんがyoutubeに投稿した、
自身のノート術を紹介する動画ですね。
年収1000万を超えたい人にオススメのノートがこちら
https://www.youtube.com/watch?v=u6HSHwW1uSs
年収1000万とかは、
宣伝に効果的な言葉を使っているだけで、
数字の信憑性はサンプル数1です。
とはいえ、知っておく価値は十分な内容。
前回の動画と合わせて利用すると効果的です。
ノートを取るための目的などを最初に語られている点も、
前回の動画との系統性を感じます。
どんなノート術なのか
結論から言うと、それは
『マインドマップ』
と言われるノート術です。
これを活用して
知識の理解と記憶の定着を進め、
創造性を上げることで収入アップにつなげようということですね。
この方法自体は少し昔に流行ったんですが、
日本では下火ですね。
しかし、
世界的に見ればマインドマップというノート術については
依然研究が進められています。
ちなみに同じように流行った
速読
や
フォトリーディング
については、
科学的な有効性が示されてませんので、
そちらよりはマインドマップについて学んだほうがいいでしょう。
マインドマップの研究
2006年に公開された研究です。
https://journals.sagepub.com/doi/10.3102/00346543076003413
対象:55件の研究に含まれる5818人の参加者
分析:メタ分析
方法:マインドマップを利用した学習方法が
理解・記憶に対して相関があるかどうか調べる
結果:中~大程度の相関が見られた。
※ただし個人差あり
つまり、
知識の理解と記憶の定着に対して、
マインドマップは科学的に有効
ということですね。
学習内容についてディスカッションしたり、
本を複数回読むよりも、
マインドマップの方が有効だったようです。
できれば最新の研究についても知りたいところですが、
(知ってる人がいたら教えてください)
この研究自体でも結構信憑性が高そうです。
55件の論文のメタ分析って結構凄いですよ…
マインドマップを使ったノート術はとても簡単
Daigoさんに言わせると、
マインドマップには難しい方法は必要ないようです。
マインドマップのための本を
わざわざ買わなくてもいいとのことでした。
大切なのは
階層構造を意識した網羅性
です。
具体的なノート術
やり方は非常にシンプルです。
図にするとこんな感じ↓
何が大切か、どういう関連があるのか
が分かるように、階層構造を作ってノートとります。
全体的にどういう構造なのか、
どこが大切なのかが分かりやすいですね。
この基本的な構造に加えて、
覚えたいところに絵を描きます。
前回の記事で絵の有効性は述べましたが、
ポイントは『覚えられなかったところ』や『理解が不十分なところ』を図にします。
自分の気に入ったところを絵にするんじゃなくて、
記憶定着の補助として絵を描くという作業を行うんですね。
そして、
何度も読み返します。
読み返す中で絵が加わったり、
リライトする中で構造が整理されてより分かりやすくなったりします。
紹介された実験では、
マインドマップが創造性に与える影響については言及されていませんでしたが、
このテクニックは新しいアイデアを生み出すのにも使えます。
手順としては、
図のような空白だらけのマインドマップを作り、
やりたいこと(テーマ)に合わせて内容を埋めていくというもの。
人間は空白を埋めたいという意識が働くので、アイデアが出やすくなります。
そして、次の日も同じ作業を
『前日に書いたこと以外のことを書く』
というルールの元で行います。
こうやって沢山出来たアイデアの紙を並べて比較することで、
新しい切り口を見つけることが出来ます。
新しいことを思いつくのが苦手な人や、
やりたいことがバラバラでまとまらないという人は、
一度試してみるといいでしょう。
また、このマインドマップは読書においても使えます
自分が読んだ本を、
同じようにマインドマップでメモにまとめる方法。
こうすることで、大切なことの優先順位や系統製の理解が深まります。
ポイントは、
紙1枚で収まる3×3の内容にすること
長くなってしまうと、ただの箇条書きメモになってしまいますし、
優先順位や関連性が分からなくなってしまいます。
出来たメモは、
本に挟んでおきましょう。
読み返すときは、
再び新しいマインドマップを作成します。
こうすることで、より深い理解と記憶の定着が可能になります。
<感想>
オススメ度 ☆☆★★★
ノートに関しては前回も言ったんですが、
『科学的に最も正しい方法が見つかってはいない以上、
自分に合った方法を実践して試すしか無い』
に尽きると思います。
というわけで私は、
ノート術の本を買ったりはせず…
(興味が湧いたら購入するかもしれませんが)
今回学んだ階層構造と網羅性を意識して、
まずはノートを取ってみたいと思います。