創造力を高める6つの行動~ペンシルベニア大学の提案~

 

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新しいアイデアが思い浮かぶようになる方法

今日のテーマは創造性(クリエイティビティ)です。

クリエイター向けの内容ですが、

変化の激しい時代ですから、

日々の生活を効率化・合理化していこうとする人には創造性を高める方法は知っておくべきでしょう。

 

「新しいアイデアを出したい時にどうすればいいか」

というのは誰もが気になることでしょう。

 

ちなみに知性の高さは創造性とは関係しません。

勉強が出来るかどうかとは別の指標です。

知性を高めるのは難しいですが、

創造性を高める方法については結構再現性が高いようですよ。

 

創造力に関する研究

ペンシルベニア大学のスコットバリーさんが

創造性(クリエイティビティ)に関する研究を調べて

創造力が高まる要素を自身の著書で10個報告してくれています。

 

「遊び」

想像力豊かな遊びの要素があること

 

「情熱」

異なる感情が混在していること

 

「空想」

イメージの世界をもつこと

 

「孤独」

一人で考えること

 

「直感」

自分の直感・ひらめきを大切にすること

 

「好奇心」

自分の興味や経験から来る嗜好をヒントにすること

 

「瞑想」

今あるものに集中すること(マインドフルネス)

 

「繊細」

鋭い感性・感覚をもつこと

 

「逆境」

逆境を有利に買えること

 

「異端」

自分とは異なる考え方があること

 

かなり雑にまとめています。

詳しく知りたい人は著書を読みましょう。

 

 

 

<集中力と創造力>

創造力が高まるタイミングは、精神的にはリラックスしている状態の時であることが分かっています。

つまり創造力と集中力は対象の存在なんです。

アイデアを出すときに必要なのは

拡散思考・リラックス状態

 

効率的に作業をすすめる時に必要なのは

集中思考・緊張状態

 

が必要となります。

集中して真剣に考えているときより、

思考が拡散している時・リラックスしているときの方が、

よいアイデアが出ることが多いんですね。

 

<創造性が高まる6つの行動>

 それではここまでの内容を踏まえて、

良いアイデアを出すための行動を6つ挙げてみましょう。

もちろん人それぞれに合うやり方がありますので、

色々試してみて欲しいですね。

 

①創造性を高めようと意識する

創造性の高さにつながる感情はネガティブとかポジティブとかではなく、

モチベーションの高さ

であることが分かっています。

「創造性高くあろう」

と思うだけでも、

思考に柔軟性が加わり、

クリエイティビティが高まります。

 

②散歩中やお風呂場で考える

こちらはリラックス状態の時の方が良いアイデアが出るところから、

アイデアを出すタイミングをプロデュースしていく提案です。

シャワー中に良いアイデアが出やすいというのはよく聞きますね。

 

③脳が疲れて考えがまとまらないときに考える

人間は思考が拡散しているときも創造性を発揮します

集中する作業で脳が緊張しまくったあとに、

アイデア出しをしてみると、

いつもは思いつかないアイデアが出ることがあります。

 

④一人で考える時間を作る

色んな人の意見を聞いたり、

沢山の人のアイデアをぶつけ合うことは有益ではありますが、

一人で考える時間はちゃんと確保するようにしましょう

何もしない時間は創造性を高めてくれることが分かっています。

人間は一人でいるときが最も落ち着いているのですから…

 

⑤別の人の立場になってみる

自分とは全然違う立場の人に身をおいて考えてみるというのも有効です。

そのために、自分とは全く違う考え方をする人を身近に置いたり

正反対の立場にいる人の本を定期的に読むようにするなど工夫しましょう。

 

⑥試行回数を増やす

基本的にアイデアというものは最初の段階として質よりも量が大切です。

最初はとにかく沢山のアイデアを出すように習慣づけましょう。

そのアイデアたちを組み合わせたり、別の時に思い返したり…

形に落とし込んでいくには今度は集中思考が必要になってきますが、

とにかくまずはアイデアの質ではなく数にこだわるようにしましょう

 

 

<関連書籍>

メンタリストDaiGoさんが創造性アップの放送中に紹介された、

創造性を高めて稼ぐ為の本

がかなり良質な本だったので紹介しておきます。

 

【 アイデアの作り方】

 

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