悪い癖の直し方~ルール作りのポイント~
悪い習慣の直し方という記事を以前に書きましたが、
メンタリストDaigoさんが
こんな放送をされており、
新しく論文を紹介していたので取り上げます。
そんな訳で悪い習慣の直し方+α
知識をブレッシュアップしていきましょう。
<悪い習慣の直し方~基本~>
まずは基本のおさらい…
以前に取り上げた内容として、
悪い習慣の直し方は
・ 悪い習慣を再認識
・トリガーを探そう
・現状維持バイアスを利用して直す
という3ステップです。
気になる方はこちらの記事をどうぞ
また、他の要素を考えると
・欲求の解消方法を変える
他の行動に置き換えていく
・精神を安定させよう
ストレスがかかると欲求に負けやすくなってしまうため
なども有効だと考えられますね。
<ルールは少ないほうがいい>
そして今回の新しいポイントがこちらです。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ejsp.1963
『不健康なスナック習慣に対する複数の実装意図の影響』
2013年の報告ですが、
これは悪い習慣(スナック菓子を食べてしまう)を直すのにどんなアプローチが有効か調べたもの。
ここから分かったことは
悪い癖を直すためのルールは複数ではなく、
単一であることが望ましい
ということ
ルールが少ないほうがいい
というのは
シンプルルールの原則にも
のっとってますね。
悪い癖を直そうと思ったら
そのためのルールは複数個設定してはいけないということですね。
直したいことがたくさんある場合は、
まずは一つのことに集中して
習慣化出来た or 完全になくなった
あとに次に進むことが大切です。
逆に言えば、
複数のシチュエーションをカバーできる一つのルール
を考えればOKです。
『色んなシチュエーションでスナック菓子を食べてしまう』
のでしたら、
『〇〇の時は□□を食べるようにする』
『△△は1つだけにする』
みたいに複数のルールを作るのではなく
『そもそもスナック菓子を閉まっておく箱を
3重にしておき、1口食べたら必ず元に戻す』
というように
複数のことに影響を与える
一つのルールを作ればいいという感じ。
如何だったでしょうか。
最後にメンタリストDaigoさんが紹介していた本を載せておきます。
心理学ブロガー三木俊哉さんの本ですね。
面白そうなので予約してみました。