体の糖化があなたの肌を老いさせる!(老化を防ぐ食べ物)

f:id:marumenm18:20191120192222p:plain

<老化の原因AGEって何?>

 

最近ちらほらと

「老化防止には体の糖化を避けないといけない」

といった話を聞くことがあります。

 

体の老化は肌や顔にも顕著に出てきますし、

早めに知っておいて損はないはず!

そんな訳で、

今回は糖化とAGEについて取り上げます。

 

<糖化とは>

糖化とは体内のAGEという物質が増えてくることです。

AGEとは終末糖化産物と呼ばれるもので、AGEsとも表記されます。

読みは「エージーイー」「エイジス」などですね。

タンパク質が糖化反応(メイラード反応)したときに作られる物質の総称です。

ちなみにメイラード反応は

 

ピザの具を焼く時に頻繁に起こってるという話をしましたね。

 

このAGEが体内に貯まってくると老化が促進されるそうです。

脳に貯まってくるとアルツハイマー

血管に貯まってくると動脈硬化

目に貯まると白内障

など、

それだけ聞くと結構恐ろしい物質です。

 

そんな訳で

 

食品からAGEが体内に取り込まれることはもちろん、

人間の体自体もたんぱくしつで出来ているので、

血糖値が上がりすぎても

体は糖化してしまいます

 

前者については

・AGEを多く含む食品を控える

後者については

・甘いものを控える

・ゆっくりと食べる

ことによって体の糖化を防ぐことができるわけですね。

 

ちなみに

まだまだ研究段階ではありますが、

「煙草を吸う人が老けやすいのは

 喫煙によって煙草の中のAGEが吸収されるからだ」

という報告も出ていたりします。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11905595

 

<AGEが多い食品>

AGEを多く含む食品については

すでに書籍も出ています。

AGEが多い食品は

・牛肉

・豚肉

・鶏肉

・バター

・一部の野菜

 

といった感じですね。

特にベーコンとかフランクフルトみたいな

加工された肉のAGEは恐ろしく高い

とのことです。

ファストフードはたまに食べるくらいにしたほうが良さそうです。

 

また、食品の中のAGEは調理法によっても変わり、

水を使わない揚げる・焼くなどの調理法は

蒸す・煮るなどの調理法よりもAGEを多く合成してしまうようです。

 

 <糖化対策になるかもしれない食べ物>

 

まだ研究段階ではありますが、

糖化を抑制してくれる成分として期待されているのが

 

ビタミンC

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0955286396001283?via%3Dihub

 健康な成人男性を対象とした研究で、

ビタミンCを摂取した場合のAGE生成が抑制されたとのこと。

調理法を考えると

・生で食べられる野菜・果物(柑橘類)

・蒸かしたり茹でたちした芋類

がベストでしょうか。

普通に食生活で心がけるならこれを積極的にとるのがよさそうです。

 

ビタミンB

ベンフォチアミン(B1)やピリドキサミン(B6)などがAGE生成に効果的であったとのことです。

うーん、

ビタミンCと合わせて考えれば

バナナアボカドなどが有力候補ですが

ミックスナッツなんかもいいかもしれませんね。

 

タウリン

イカ・タコ・カキなどの軟体動物に多く含まれます。

毎日とは言いませんが、

定期的に食べるようにしたほうが、

食生活のバランスもとれるのでいいですね。

 

<ほどほどに気をつけて食べよう>

今回は以上になります。

AGEを減らす研究についてはまだまだデータが少ないようですが、

イメージとしては抗酸化作用のある食品に近かったので、

 これと合わせて気にしていこうと思います。

 

お問い合わせ  プライバシーポリシー