七草粥の効果と効能【ダイエットによい!?】

 

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栄養系youtuberが推す七草がゆ 

新年になってから間もなく一週間そろそろ仕事が始まった人も多いんじゃないでしょうか

 

今回は、私のチェックしている栄養系の配信者さん何人かが七草粥についての話をされていたので取り上げてみます。

薬草の持つ健康効果について知っておくことは今後とも意味がありそうです。

 

今日の話題

・七草粥とは

・七草の効能

 

七草粥とは

最近では七草粥セットなんてものがスーパーで売られていたりして、

話に聞く人はいるでしょう。

言葉の意味を調べてみると…

【Wikipedia引用】

春の七草などを具材とする味ので、その一年の無病息災を願って1月7日に食べられる。正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われる。

この行事は、平安時代には行われていたが、室町時代汁物の原型ともされている。

 
暴飲暴食のお正月の後に胃を休める役目ということですね。

元は中国から伝わった風習らしく、

漢方の考え方に近いですね。


お正月のあとに食べるというのは理にかなっていますが、

食べてすぐに体調が良くなるというような即効性はありませんね。

特に1月7日にこだわる必要はありません。

元々は旧暦から始まったので2月に食べるのが最も旬と言えるでしょう。

 

しかし日本で長らく食べ続けられてきたという歴史があるので、

見えないメリットも多いでしょう。

健康を意識させる七草粥を食べることで、

正月に乱れた食生活をリセットするというメンタル的効果もあるでしょう。

 

 健康を意識させるものを口に入れることで、

食生活が改善するという話はこちら↓

 

 

七草の効果効能

 

七草は

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ

と言われていますが、

地域によってこの七種類は違います。

ですのでこの七種類にそこまでこだわる必要はありませんし。

その地域で昔から食べられている七草粥が、

その地域の旬や気候に最も合ったものと考えたほうがいいでしょう。

 

基本的に七草は

胃腸の働きを改善するものが多いです。

せっかくなので先程の7つの野草の効果効能を見ていきましょう。

 

 

せり

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胃腸の改善

頭痛

抗ストレス

血行促進

 

栄養素としてはβカロテンやビタミンB2・Cを多く含みます。

ミツバなんかもセリ科の野草なので、

こちらの方が年中手に入りやすそうですね。

 

なずな

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高い栄養価

血圧改善

下痢・便秘の改善

 

肝臓系に効く上にビタミンも豊富です。

ペンペングサなんて言われ方もします。

庭に生えているのを見かけた人も多いのでは?

 

ごぎょう

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風邪予防

鼻や喉の改善

 

フラボノイドの一種であるルテオリン・モノグルコシド、フィトステロール、硝酸カリ、カリウム塩などを含んでいるため、利尿作用もあると言われています。

 

はこべら

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鎮痛作用

胃炎の解消

 

ほとけのざ

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この紫の花のやつではなく、

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春の七草では「コオニタビラコ」

と言われる草のことを指します。

 

高血圧予防

胃腸改善

 

紛らわしいですね(笑)

 

すずな(カブ)

これは普通に白カブのことです。

葉にビタミンCが豊富

カリウム

 

すずしろ(大根)

こちらは大根ですね。

葉にビタミンC

冷え性や二日酔いに有効です。

 

カブと大根はよく似ていますが、

その効能は結構違います。

ちなみに

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26394033

『痩せやすい食べ物の研究』

においてはカブや大根は非常に優秀という研究が出ています。

正月太り対のダイエットにはぴったりかも!

スーパーでも比較的手に入りやすいので、

積極的に食事に取り入れていきたいですね。

 

<まとめ>

・七草粥は胃や血管の働きを正常化してくれる。

・冬場はカブや大根を意識して食べよう。

 

今回は特に注意したい論文などは見当たりませんでしたが、

これから有効な成分が見つかる可能性は高いですし、

この時期は意識して食べていきたいですね。

 

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