覚えるだけでストレスが激減する言葉

f:id:marumenm18:20190716171523p:plain

<ストレスを減らしてくれる言葉とは>

今日は覚えるだけでストレスが減る言葉の話です。

心理学的に考えれば、だいたいどういう言葉か予想はつくかもしれませんが、

内容としてはいつもの流れで以下のような感じ

 

・ストレスが軽減される言葉とは?

・語彙と健康の研究

・実際に単語を表にしてみた

・もっと知りたい人のために

 

きっかけはメンタリストDaigoさん。


覚えるだけで【ストレス減る言葉】

 

内容的には

『パレオな男』のブログにもありましたね。

https://yuchrszk.blogspot.com/2017/09/how-emotions-are-made.html

『ボキャブラリーを増やすだけでもあなたのストレスは激減する!』

 

まず結論から言いますと、

ストレスが減る言葉っていうのは

感情を表す言葉

のことです。

この感情表現の語彙を深めることが、

ストレス軽減に効果的ということがわかったんですね。

 

今回は紹介された研究をもとに、

どんな言葉を覚えておけばいいのか、

そして

実際に私が作ってみた語彙表の紹介をしていきます。

 

<感情知性の研究>

 

 

今回の話は、ノースイースタン大学の心理学者リサ・フェルドマン・バレット

さんが最近の感情研究の中で取り上げられた、

感情知性

というものが人生に与える影響を調べた研究です。

これは

・自分と相手の感情が正しく理解できる

・自分の感情をコントロールできる

という能力で、

セルフコントロールとか共感力とかに近いですね。

 

https://www.researchgate.net/publication/216626194_A_meta-analytic_investigation_of_the_relationship_between_emotional_intelligence_and_health

2007年に行われたメタ分析に置いても、

感情表現の言葉をたくさん知っている人ほど

・ストレスに強く

・ストレスからの立ち直りが早かった

 

 

という結果が出ています。

なぜこんなことが起きてくるのかというと…

例えば感情を表す言葉が「最高」と「最悪」しかない人ってたまにいますよね。

そういう人の場合、

・些細なことで「最悪」になって落ち込み、

・簡単に「最高」になっていいように扱われてしまう

ことになります。

感情を細かく表現できた方が

自分の感情を正しく理解し、

相手の感情を正しく読み取れるようになるんですね。

 

①今自分に沸いている感情はどんな感情か?

②その感情は何がきっかけで、何に対して向いているのか?

③その感情の大きさはどれくらいなのか?

をしっかり分析できれば、

対応策を思い浮かぶことも結構簡単なものです。

 

 

 

<感情知性の鍛え方>

では感情知性を鍛えるために、

感情表現の語彙力を増やすためにはどうすればいいかという話ですが、

メンタリストDaigoさんも紹介されていたように、

 シンプルに感情を表す言葉の辞典を読んでみるのもいいでしょう。

 ポケットサイズのものもあります。

 自分の感情を表す言葉がパッとでてくるようになると素敵ですね。

 感情語彙を増やすことはメンタルを強くするのにも有効です。

 

 【日本語使いさばき辞典】

 私が最近ライターの知人から教えてもらったのはこちら。

状況に合わせた適切な言葉を探すだけでも勉強になります。

 


<感情語彙表>

 本を読むのもいいですが、

実際に知っている言葉であっても、

パッと出てこないことって多いもの。

今回は私の思いついた

感情表現の言葉を表にしてみました。

感情が大きく動いた時、

この表からピッタリの言葉を探してみるのは如何でしょう?

※重複してたら失礼

①快の感情

<安心>
安心する
すっきり
和む
落ち着く
自信がある
癒される
ホッとする

<喜び>
嬉しい
楽しい
幸せ
幸福
気持ちいい
スッキリ
笑い
満足
愉快
痛快
爽快
感心
ワクワク
懐かしい
得意


<好意>
愛する
恋する
憧れる
欲する
好み
思いやり
気遣う
同情
尊敬
初々しい
愛情
望み

 

 

②不快の感情

 

<恐れ・不安>
恐れ
恥ずかしい
心配
不安
モヤモヤ
焦り
困った
混乱
とまどい
つらい
罪悪感
負い目を感じる
後ろめたい
焦る
申し訳ない
慌てる
呆れる
予想外
怖い
不気味
躊躇
苦笑
青ざめる
震える
絶望
息苦しい
悩む
心細い
鳥肌が立つ
恐ろしい
戦慄
落ち込む
萎縮
焦る
悩ましい
戸惑う

 

<怒り・嫌悪>
怒り
嫉妬
ねたみ
失望
うんざり
イライラ
不満
緊張
憎い
苛立ち
じれったい
不愉快
嫌悪
不機嫌
我慢できない
呆れる
見下す
恨む

 

<悲しみ>
かわいそう
寂しい
悲しい
孤独
困る
憐れ
嘆き
気分が晴れない
哀れ
戸惑う
辛い
萎える
心が痛む
憂鬱
絶望
失望
ため息
虚しい
情けない
喪失感
惨め
ヘコむ
がっかり
切ない
泣ける
落胆
苦労
後悔
絶望
情けない
切ない
むなしい
あきらめ
苦しい
屈辱
つらい


<退屈>
我慢
諦め
辛抱
耐える
諦念
飽きる
だれる
萎える
ぼんやり

 

③感情の動き

 最後は快・不快に関わらず感情が大きく動く場合

 

感動
感銘を受ける
心打たれる
胸に響く
印象に残る

緊張
気が急く
強張る
泣けてくる
頑張る
感心する
興奮
欲しい
ドキドキ
萎縮する
強張る
乱心
理性を失う
赤面

 

<楽しく感情語彙を増やす方法>

最後にメンタリストDaigoさんが面白いと絶賛していた本を載せておきますね。

 

 

 『翻訳できない世界の言葉』(著:エラ・フランシス・サンダース)

  『誰も知らない世界のことわざ』(著:エラ・フランシス・サンダース)

 

辞典をみるのってやっぱり少し退屈ですが、

自分が知らなかった他の国のことばを楽しく学んで感情知性を高めることが出来ます。

私も予約しました!

お問い合わせ  プライバシーポリシー