深い話をするための4つのポイント【脳科学者がおすすめ】

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<深い話を出来るようになるには>

今回は話に深みを持たせるテクニックについて。

ネタ元はメンタリストDaiGoさんの放送です。

脳科学者がオススメする話に深みを出すための【7つのポイント】

内容はいいんですがこの放送、

参考論文がはっきりとは示されていないんですよね。

「参考文献を知りたい場合は自社アプリに」

と誘導してるんですが、

アプリの中でも参考文献を書いていない動画がかなり多いんですよね。

これはどうなんでしょう…

そんな訳で類似研究やおそらくこれだろうという研究から組み立て直してみました。

メインの研究は脳神経学者で有名なアンドリュー・ニューバーグしのもので、

研究後に書籍が出ているので、

こちらを中心に参考にしたほうが良さそうです。

また、

カリスマ的な話ができるための話術としては、

この辺りが参考になりました。

 

<今回の内容>

・深い話をするために

・4つのポイントを抑えよう 

・まとめとすぐにできること

 

<深い話が出来るメリット>

深い話といっても

「こんな話題だと盛り上がるよ」

「こんないい話があるよ」

という話題提供がテーマではありません。

また、大勢を対象としたスピーチ術とも少し違います。

どちらかと言えば

相手と深い話をして信頼関係を結ぶために準備しておくべきこと

という観点で知っておいてください。

日常誰とでも出来る簡単な話が浅い話であり、

 

普段は話さない感情や思想をするのが深い話です。

相手と深い関係になったり、

チームの中で信頼されるためにもこの力を身に着けましょう。

 

<深い話ができる4つのポイント>

深い話がしたい場合は以下のポイントを抑えておきましょう。

深い話をするための条件や要素が多いですが、

これらを整えておくだけで自然と深い話が出来るようになるので、

とにかく試す価値はありますね。

 

1.心の平穏を保つ

実はこれが一番大切と言われています。

直前に嫌なことがあってそのイライラが残ってたりすると、

無自覚であってもネガティブな感情が相手に伝わるんですね。

他にも内心焦っている場合は自分に余裕がなくなり、

相手と深い話をすることはとても難しくなります。 

まずは自分の内面の静けさを心がけましょう

基本的にはストレスレベルを下げる行動の殆どが有効ですが、

手軽でオススメなものは以下の通り

話をする直前にやっておきたいところです。

 

①深呼吸

呼吸に関しては様々な論文がその効果を解明してくれています。

一番早くて手軽なのは

4秒かけて鼻から息を吸い

4秒かけて鼻から息を吐く

等間隔呼吸法でしょうか。

ストレスや緊張レベルが減少するという研究結果が出ています

 

②ハンドエクササイズ

右手でも左手でも実は足や口でもいいのですが、

30秒の間特定の部位に力を入れる→力を抜く

という動作をするだけでも、

ややリラックス効果が高まります。

これについては会話中でもできますね。

 

 

基本的には心をリラックスさせ、

マインドフルな状態(今目の前にあるものに集中できる状態)

に慣れればそれだけで深い話がしやすくなります。

理想を言えば呼吸瞑想なんかをやってから望めたらいいんですけどね(笑)

www.maru-rin.com

 

人は相手と深い話をしようとすると

会話の中身に注目してしまいがちですが、

まずは自分の心の状態を整えるところから始めましょう。

 

2.相手への敬意を持つ

人間は話し方の抑揚と表情から感情を読み取ります。

これらを自在に使いこなすことは難しいですが、

少し意識を変えるだけでも、

相手への印象を大きく変えることができるのです。

特に相手への感謝を込めて話した場合、

気持ちが乗っている部分での

・話す速度はゆっくりに

・声のトーンはやや低めに

なります。

こういう話し方になると相手は話の理解度が上がり、

共感してくれやすくなります。

 

話し方のテクニックには

「声の抑揚をつけましょう」

ということが言われますが、

意識して使いこなすのは少し大変です。

 

ですが

・相手への経緯を持つ

・相手への感謝を込めたいところでは気持ちを込めて話す

を守るだけなら自然と抑揚のある話し方が出来ますので、

この2点だけ心がけるようにしてみましょう。

 

3.自分の価値観を明らかにする

これについては事前に準備しておくものですね。

芯の通った話をする場合は、

自分の根底にある価値観を思い出すことが大切です。

 「価値観マップ」という言葉で自分の価値観を見直すことが流行っていますので、

一度時間をかけて自分の価値観のマインドマップを作ってみるのもいいでしょう。

大げさなことでなくても、

人と話をする前に

①人生において大切にしていることは何か?

②人間関係において大切にしていることは何か?

③話をするときに大切だと思っているものは何か?

について頭に入れておくことで、

ブレずに信頼されやすい話をすることが出来ます。

 

4.避けるべきパターンを知る

最後に話をしている時に気をつけたいのが、

深い話ができない人の行動を知っておく

ということです。

話を聞く上で大切な

傾聴

というテクニックが出来ているかどうか、

自分をチェックしてみましょう。

傾聴については以前に取り上げましたね。

www.maru-rin.com

 

人と話をしているときに、

以下のような状態になっていることはありませんか?

これについては話が終わった後にも振り返ってみる価値がありますよ。

 

①自分勝手な妄想の話をしている

②相手の話に反論することに集中している

③何らかの影響で判断力がおかしくなっている

④求められていないアドバイスを話している

⑤相手の話を聴いているふりをしている

⑥相手の話を聞きながら次に自分が話す内容を考えている

⑦相手の話の腰を折り、話題を独占しようとしている

⑧相手の会話に対抗するための情報を集めている

⑨自分に都合がいいところだけを聴いている

 

私もハッと思うものがありますね(汗)

今後気をつけたいです。

 

 <まとめとすぐにできること>

深い話をするためのポイント

1.心を平穏に保つ

2.相手への敬意(感謝)の気持ちを持つ

3.自分の価値観を明らかにする

4.傾聴の姿勢を忘れない

 

そんな訳で今回は

相手と深い話をして信頼関係を結ぶためのポイント

について話しました。

これは一生役に立つ力ですので、

・まずは自分の価値観を見返してみる

・心の状態を穏やかにする

・相手への敬意を持って話をする

・悪いモデルケースと比較して評価

という手順で試してみては如何でしょうか?

 

 本格的に自分の価値観を見直してみたい人にはこちらがオススメです。

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