自粛のストレスに効く食品って?【アンチストレスフード】
外出自粛中のストレスマネジメントについて何回か取り上げていますが、
今回はストレスレベルを下げてくれる食品の話です。
メンタリストDaiGoさんがストレスに効く食べ物について紹介しており、
今回はここでの論文を参考にしてみました。
内容としては以前に書いたストレス対策【食事編】に補足する内容ですね。
食べ物によるストレスへの影響は大きいので、
この時期は特に意識したいところです。
<不足するとストレス耐性が下がる栄養>
今回紹介された研究は
というもの。
発表:2007年
対象:108人
方式:無作為化比較試験
内容:被験者に1日あたり2.64gのアルギニンとリジンを飲んでもらい、ストレスホルモンであるコレチゾールの値を測ったもの
アルギニンとリジンは必須アミノ酸(人間が体内では合成できないため、食事から摂る必要があるアミノ酸)です。
あくまでも特定の栄養が特定のホルモンに与える影響を調べたものなので、
これを直接食品と結びつけることはできませんが、
不安感11%減少というなかなかの結果が出ています。
この2つの必須アミノ酸は人体修復や体の成長に欠かせない成分ですから、
不足させてしまうことのデメリットは大きいですね。
<どんなものを食べればいいのか?>
まずこっらの必須アミノ酸はサプリでも摂ることができますが…
吸収効率やコストパフォーマンスを考えると、
断然食品から摂ったほうがいいんです。
アルギニンやリジンが多く含まれる食品は
・鶏肉
・豚肉
・サバ
・カツオ
などです。
普段の食事で充分に摂ることができる食品ですね。
1日100~200gは摂るようにしましょう。
特に動物のタンパク質に比べて
とされているので特におすすめです。
ここで常備しておきたいのが、
サバやカツオの缶詰です!
毎日食べるのは大変なので、
メンタリストDaiGoさんもサバ缶を活用することを勧められていました。
調理してすぐに缶に詰められるので、
栄養価の高い状態で簡単に食べられるんですよね。
↑メンタリストDaiGoさんが紹介していたサバ缶
国産・食塩不使用なので良いチョイス
<より効率的に摂取するために>
まず必須アミノ酸を効率的に取り込むためには、
マグネシウムを一緒に摂ることが推奨されます。
魚と組み合わせるなら、ワカメや昆布といった海藻類の相性が良さそうです。
肉と組み合わせるならナッツ系ですね。
特にクルミに含まれるトリプトファンにはストレス軽減効果があり、
相乗効果が期待できます。
また、栄養を破壊せずに摂取したいなら、
低温調理もかなり有効です。
こちらはDaiGoさん愛用の低温調理器です。
肉料理などは肉が固くならずに簡単に美味しくいただけるので、
これを機に検討してみる価値はあるでしょう。
ちなみに低温調理器は料理の レパートリーも実は充実してまして、多めに作ってストック保存出来るレシピ本なんかオススメです★
今回は以上です。
ストレス対策の食事を前向きに行うために
・美味しい肉を買う
・試しによい缶詰を買ってみる
・手間を減らすための調理具を揃える
みたいなことも必要だと感じました。
料理と食事でストレスは溜めたくないですからね(笑)
皆さんも楽しくストレス対策していきましょう!