紫外線対策になる食べ物【日焼けの治りが早くなる美肌食品8選】
<日焼け対策の食べ物とは?>
外出自粛が取り下げられ、外出しやすくなりました。とは言え気がつけばかなり日差しが強くなりましたね。日焼けが気になる方もいると思います。
ちょうどメンタリストDaiGoさんが紫外線対策になる食べ物を紹介されていまして、
動画ではたった2つの食品だけの紹介だったので、「今の所分かっている有効な食品って他にどんな物があったかな?」と思ったのがきっかけです。今回は日焼け対策になる食品について取り上げてみます。
この記事からわかること
・そもそもスキンケアの基本
・紫外線対策になる食品8選
<科学的に正しいスキンケア※読み飛ばし可>
①スキンケアは食が基本
基本的なスキンケアとしてはやはり大切なのは内側からのケアで
・食事
・睡眠
・ストレス
の3要素が肌にとっては重要です。最も重要なのは食事で、ここを疎かにしていると肌はどんどん老化が進んでしまいます。効果な化粧品を使ってもとても間に合いませんよ。
しかしながら日焼けに関しては外からの対策もある程度の重要度を占めてきます。
②化粧品の効果は僅か
科学的には外から肌に対して出来ることは
1.保湿
2.日焼け止め
3.代謝促進
しかないと言わいます。高い化粧水は値段ほどの効果は発揮してくれないのが科学的な研究では明らかになっています。反面、日焼け止めクリームの重要性についてはある程度認められています。これらに必要なアイテムについては以前に報告したことがあります。
③ある程度の太陽光は肌に良い
総合的な肌の健康を考えた場合
・浴びることの肌へのメリットは高い
・美容関係者は紫外線の影響を大げさに言い過ぎ
・過度な日焼けは避けたほうがいい
という見解が強まっています。もちろん過度な日焼けに対しては対策することが必要ですが、日常生活で十数分浴びる程度の日差しは肌に内側から良い影響を与えてくれる側面が多いのです。とは言え外側からの紫外線に関しては対策した方がいいのは確かです。
そんな訳で普段の生活で何時間も日差しにさらされている人以外には、
1.日差しが強い時期は日焼け止めを塗る
2.日焼け対策食品を積極的に食べる
をするだけで、ほぼ完璧に日差し対策できてしまうわけです。
それでは紫外線と食品について見ていきましょう。
<紫外線対策になる食品>
紫外線対策で科学分野で注目されているのは抗炎症物質(体の炎症を抑える成分)で、ほとんどの研究がこれを取り上げています。特に最近注目度が高いのがポリフェノールと呼ばれる種類の抗酸化物質ですね。
科学的に一定の効果が認められている食べ物で、安く手軽に食べられるオススメ食品について紹介していきましょう。ちなみにここに挙げなかったものに、サーモン、高フェノールのブラックコーヒー、かぼちゃの種などがありますので、興味のある人はそちらを試してみるのもいいと思います。
1.トマト
トマトは肌の状態をよくするビタミンやβーカロテンが豊富に含まれているため美肌食品として知られていますが、こちらに含まれるリコピンは紫外線対策になる成分として注目されています。
2001年の臨床試験では、トマトが紫外線による酸化ストレスや炎症を優位に抑えることが分かっています。2011年の無作為化比較試験においても、リコピンの摂取は日焼けによる肌の赤みが40%抑え、日焼けもしにくくなったという結果が出ており、かなり信憑性は高いと考えられます。
ちなみにリコピンは完熟のトマトに多く含まれているため、生食よりも熟してから収穫するトマト加工品や缶詰、トマトジュースのほうが効率がいいと言えるでしょう。日差しの強い時期はストックを欠かさないようにしましょう。
カットトマトは便利ですよ!私は味噌汁に入れたりサラダにかけたりと自由に楽しんでいます。高品質でもメチャクチャ安いのもポイント高いですね。
2.ブロッコリー
これは アブラナ系の野菜(ケールなど)でも大丈夫です。身近な食品で言うならブロッコリーやキャベツでしょう。含まれるスロフォルファンは疲労回復とともに日焼け防止効果があります。加熱しすぎるとこの物質は壊れてしまいますので、注意が必要です。私は生で食べてますね(笑)
3.アボカド
美容の味方アボカドです。アボカドの持つ脂肪酸がダメージを受けた肌を修復する効果が認められています。抗炎症作用によって日焼け防止も期待できるので、美肌食品の名に恥じない存在です。以前にも取り上げましたね。
ちなみに冷凍アボガドも便利です。先程のカットトマトと組み合わせて紫外線対策サラダを作るのもいいですね。混ぜるだけで簡単です。
4.ベリー
ポリフェノールと言えばブルーベリーやブラックベリーが有名ですね。こちらも抗酸化作用によって日焼け防止効果が期待できます。私は長く外に出た日は夕食に多めに冷凍ミックスベリーを食べるようにしています。
ブルーベリーだけでもいいのですが、私は安さと栄養バランスの良さでミックスベリーを選んでいます。
5.オリーブオイル
このブログでも何度も取り上げているオリーブオイル。当然ですが、日焼け止めとして飲むのではなく、食品としての利用です。オメガ3脂肪酸による抗酸化作用は日焼け止めとしても有効です。
これは普段の美肌食品としても普通に有効ですので、毎日スプーン2~3杯くらいのオリーブオイルを摂るようにしましょう。私はサラダにかけています。風味がいいですよ。
注意点としては酸化していない品質の良いものを使うことですね。安物はかなり危険です。
6.白茶or緑茶
こちらも以前美肌食品として取り上げた白茶と緑茶ですね。日焼けについても、『紫外線から皮膚を守ってくれる』ことが研究でも明らかになっています。水分を取りやすい時期ですし、緑茶や白茶を積極的に飲むようにしましょう。
美肌食品としても注目の白茶をこれを機会に飲んでみるのもいいと思います。
7.ザクロジュース
美容で注目されているザクロも、紫外線対策効果が期待できます。ビタミン類やポリフェノールを多く含んでいるため、日焼け防止&肌の修復を助けてくれるんですね。研究によっても『8~10%紫外線耐性を高める』ことが報告されていますので、1日コップ1杯程度のザクロジュースを飲むのは手軽です。信憑性についてはそこまで高くないのでまずは1ヶ月ほど試してみるのがいいでしょう。
8.ダークチョコレート
最後はお菓子として持ち運べる点でかなり優秀なダークチョコレートです。市販の甘いチョコレートではなく、カカオ成分の多い苦味の強いチョコレートですが、こちらもポリフェノールを豊富に含みます。『ダークチョコレートは皮膚を著しく保護する』という結果も出ているため、今回紹介する中で最も手軽で効果的な紫外線対策食品と言えるかもしれません。
他にもダークチョコレートには様々なメリットがありますので、ぜひ一度試してみてほしいですね。
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今回は以上です。過度に太陽を避けるのではなく、日焼け止めと食生活で適度に楽しく対策していきましょう。