仕事の生産性が上がる朝の3つの習慣
<生産性が上がる朝の習慣>
皆さんは朝の習慣は決まっていますか?
このブログでは定期的にやった方がいい朝の習慣について取り上げて振り返っています。人間の行動の殆どがルーチンワークですから、習慣を変えればその後の人生も変わるというわけですね。先日ハック大学さんのチャンネルで生産性の上がる朝の習慣を取り上げていましたので、今回はこれから学びつつ、科学的に正しい朝の習慣について考えていきたいと思います。
動画では自己研鑽としてやったほうがいい朝の習慣として3つが提案されました。今までブログで紹介した研究内容なども踏まえて紹介しますね。
1.運動する
「よくある話だな」と言われますが、それには理由があるからよくある話なんですね。
理由① 朝が最も活力がある
運動をすることのメリットはいまさら言うまでもないですが、その運動を行うにはある程度の活力が必要です。人間は朝が一番活力がある状態なので、他の人の都合に左右されないで運動習慣をつけるなら朝が一番と言えます。
理由② 集中力が上がり仕事のパフォーマンスが向上する
運動を行うことで仕事に関わる想像力ややる気が向上することはよく知られています。これは運動を行うことでテストステロンというホルモンが分泌されることが原因です。
ちなみにテストステロンの値を上げるための運動は激しいものである必要はありません。スタンフォード大学の研究によれば、軽いウォーキングであっても上昇するとのことです。この研究では室内外による差は報告されていませんでしたが、『変化を感じられる運動のほうが記憶力が高まる』という報告が最近出されたので、可能なら外を歩きましょう。
理由③ 肉体的にも精神的にも健康になれる
運動がもたらすメンタルへの影響については何度も取り上げていますが、特にストレス解消効果は眼を見張るものがあります。「朝から運動は体力的につらい」と思う人もいるかもしれませんが、実は激しい運動は確かに体力を消耗しますが、軽い運動はむしろ体内の疲労物質を減らしてくれるため、朝の軽い運動はむしろ身体能力を高めてくれます。運動を続ければ体力も付き、より活力を高めることが出来ます。
最近だと朝の運動が代謝を高めてくれることも紹介しましたね。
2.読書をする
成功者のほとんどが読書を推奨しているように、書籍購入と年収は比例関係にあります。直結はしませんが、仕事で成功したいなら有効な習慣と言えそうです。どんなジャンルの本を読むといいのかというと、以下の3種類がオススメです。
1.トレンドになっている分野の本
これは世間の話題性や世の中の流れを読むためにチェックしておきたい内容です。しかもこの手のトレンドは絶えず移り変わっていますので、習慣化して常にインプットし続けるのにはピッタリです。
2.自分の専門分野や仕事に関するもの
これは業界の動向を把握する上で重要ですね。また、わざわざ仕事関係の内容を読むことで、仕事に対するモチベーションが上がるという効果もあります。
3.小説
これはすぐに成果が出るものではないですが、感性や感情を育むことでいつか役に立つものとしておすすめされていますね。
本を買うときや読み方のポイントとしては以下の3点をおさえましょう。
・目次とはじめ、おわりを読んでみる
自分の興味のある項目があるか確かめる。
・迷ったら買う
知識への投資はコストパフォーマンスがいい。
・アウトプット前提で読む
これはアクティブラーニングの考え方ですね。誰かに教えるつもりで読むことで理解が深まります。
3.仕事の棚卸しをし、計画を立てる
「働く前から仕事をするの!?」と拒否反応を示す人もいそうですが、時間を掛ける必要はありません。あくまで簡単でいいのです。
・今何を抱えているのか確認
・今日は何をどんな順序でやるか決める
の2点だけでOKです。仕事が始まってからでは色んな横やりが入ってしまう事が多いので、朝の始業前の5分や朝食後の5分などを使って1日の活動に見通しを持てるようにしておきましょう。
<まずは習慣化してみよう!>
今回は以上です。
・興味のある小説を読んで見る
・10分(理想は30分)ウォーキングする
・5分間で今日の予定を確認する
辺りから、朝の習慣を始めてみては如何でしょうか?
個人的な読書としてオススメの本が、少し難しい詩集などもいいと思います。
『やや難しい詩や言い回しは認知能力を高めてくれる』という研究があるんですよね。
この詩集はメンタリストDaiGoさんが愛読しているとのことで知ったのですが、なかなか深い一文が多く、興味深かったです。