職場のデスクに置くべき観葉植物3選(科学的に正しいチョイスは?)
<観葉植物のすすめ>
本日は職場のデスクに置いておくのにおすすめの観葉植物の話です。
まず植物については、
バイオフィリア
という考え方があります。
これは、
『人間は生まれながらに、
動物や植物への愛情を持っているのではないか』
という仮設です。
これについては感覚的にも馴染みやすく、
植物を身近においておくだけで、
人間の体に様々な良い変化が起こり、
肥満・精神病・病気などにも有効である
という研究結果が様々なところから報告されています。
以前ですが、
植物にはストレス解消による
美肌効果
があることを取り上げましたね。
https://journals.ashs.org/hortsci/view/journals/hortsci/42/3/article-p581.xml
・オフィスに観葉植物を置くほど、病気にかかる確率が減少した。
・疲労ストレス肌の乾燥が改善した。
というものです。
また、リチャード・ワイズマン博士の
『その科学が成功を決める』
の中でも、
『職場に植物を置くこと』
が強く推奨されています。
<最強の観葉植物の条件>
ただ、
ここまで研究では
どんな観葉植物が良いのかは言及されていなかったんですよね。
そんなわけで今回は以下の条件を加味して
科学的に最強の
「仕事場の机に置くべき観葉植物」
をまとめました。
・NASAが調べた観葉植物の空気清浄効果
https://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/19930073077.pdf
こちらは1989年にNASAが行った空気洗浄能力を調べた研究の報告書です。
一部の観葉植物には、
ベンゼンやホルムアルデヒドなどの有機化合物を吸収してくれる効果があるのだとか。
ここで挙げられた植物達は要チェックと言えるでしょう。
・育てやすいこと
植物は我々に様々な恩恵をもたらせてくれますが、
今回はデスクに置くと良い植物です。
家庭菜園で野菜を育てるのとはちがい、
・世話が簡単なもの
・年中元気な常緑植物
を選ぶことにしましょう。
植物の栄養状態が心配で仕事が手に付かない
などになっては本末転倒です。
<最強の卓上植物三選>
・ポトス
白と緑の可愛らしい観葉植物。
ホルムアルデヒドを吸い込む効果が認められています。
品種が多く、
葉がライトグリーンの『ライム』、
白の斑が入った『マーブル』、
品種改良から生まれた『ポトス・エンジョイ』などがあります。
週に1度の水やりでも大丈夫なので、初心者でも育てやすいと言われています。
・スパティフィラム
光沢のある葉にピンと伸びた白い花が特徴。
明るい日陰で育てると年中花が楽しめます。
育てやすくて丈夫なのが特徴ですが、寒すぎると花が咲かないので注意です。
日陰に置くとベンゼンとトリクロロエチレンの両方を吸収してくれます。
・サンセベリア
小ぶりなものから大きめのものまで種類は様々。
独特の模様が入った葉っぱが特徴で、魔除けの効果があるとされています。
乾燥に強いので、休暇や出張で水やりが出来なくても安心です。
ホルムアルデヒドをフィルタリングしてくれる。
他に面白い効果が見つかったらまた取り上げてみたいと思います。