気が散る原因を集中力アップに利用しよう

 

f:id:marumenm18:20191114112944p:plain

今回はライトテーマと言うか駄文な感じです。

以前に仕事に集中するためには

マルチタスクの弊害を意識してみるといいという話をしました。

 

人間の集中力は、

ちょっとした中断によって一気にパフォーマンスを落としてしまうんですね。

今回はそれとは少し違うのですが、

前回学んだことを応用できそうな報告があったので取り上げます。

 

今までマルチタスクでやっていたあれこれを

気を散らした方がいいタイミングで利用する

というものです。

今回紹介する記事は実験・研究報告というわけではありませんが、

科学的にみてかなり理にかなっていると思いました。

 

<気を散らすツールを利用しよう>

https://gigazine.net/news/20191114-how-to-tame-distractible-mind/

『気を散らす心を飼いならす方法』

発表:2019年11月

 

こちらの提案はビジネス関連のキャスト配信などを行うスティーバー・ロビンス氏のグループです。

まず彼らのグループはスマホに入っている各種アプリなどが私達の気をいかにそらしてしまっているかという話を展開しています。高い中毒性を持つ気晴らしのためのツールとして非常に高度な設計をされているというのです。

その後提案されるのが、

「気晴らしのためのToDoリストを作る」

というものでした。

項目としては

・お気に入りのWEBサイトの閲覧

・スマホでSNSのチェック

・レストランの予約を入れる

などです。

 

私は

「ああ、気が散らないように書いてしまっておくのかな?」

と思いましたが、

ここで提案されたのは

『このリストを目のつく所に貼っておく』

というものでした。

いくら集中したいと思っても、

こういう誘惑は頭の中から

なかなか消えてくれないんですよね。

そこで、

目に付きやすい所に自分の気を散らしているもののリストを置くことで

・気が散っていることに気づき

・自分のやるべき作業を思い出すことが出来る

ということなんですね。

さらにロビンス氏が勧めているのは、

この時にToDoリストに優先順位を書き足しておくんだそうです。

さっきのリストだと、

今夜のレストランは夜までには予約しておく必要があるので

「・レストランの予約を入れる ☆」

と星マークをつけておきます。

優先順位が確定するので、

気晴らしと向き合って整理したことになり、

作業に戻ることが出来るとのことです。

 

つまりここで使われているのは

「気が散っている自分に気づくことが出来る」

というメタ認知力を高めているんですね。

この力を高められれば

自分のタスク管理もスムーズに行えそうです。

 

さらにロビンス氏は

「タスクが一段落つく時間になったら気晴らしをする」

と決めておくことを推薦しています。

これはタスク後に誘惑をしっかり発散させると同時に、

気晴らしを仕事へのモチベーションに利用している形ですが、

そもそも人間はそんなに長い時間集中し続けることが難しいことも分かっています。

新しい知識を入れるインプット作業でしたら、

大体30~40分くらいで限界が来て後はパフォーマンスが落ちていくんですね。

そして、集中が完全に切れるまで頑張りすぎるとなかなか回復しません。

 

そんなわけで、

・自分の気が散っている状態を早めに自覚する

・作業の合間ごとに適度に休憩を入れる

ことが大切ということですね。

 

メモやリスト作りは手軽にできますし、

自分にあった活用方法を考えてみるといいですね。。

 

 

 

お問い合わせ  プライバシーポリシー