冷え性に効く!?生姜の効果効能とその適量
<冷え性改善の食べ物>
いよいよ朝の冷え込みが辛くなってきました。
寒い時期は冷え性対策として、生姜が話題にあがることが多いです。
実際に血流を活性化し、体を温める効果があります。
しかし、食べ過ぎの弊害や副作用についても多少報告されていたりします。
今回は話題の生姜について、
その適量と効果的な摂取方法を知って
冬場の冷え性対策に活用していきましょう。
<生姜の歴史>
読み飛ばし可
生姜の歴史は長く、紀元前から漢方薬・調味料として活用されています。
そして、古くからその効果が認められており、
特に漢方薬では半分以上にこの生姜が使われています。
エビデンスはありませんが、
民間伝承レベルであっても、
ここまでの歴史と規模があれば充分に信用に足るでしょう。
生姜の殺菌作用や食中毒防止作用は、
日本でも古くから認知されており、
刺し身や寿司を食べる時は、
一緒に生姜が食べられていたことからも分かります。
また、
北の地方にも関わらず、
毎日生姜を食べているためか、
冷え性の人が1人もいない村などもあり、
こういった民間伝承もなかなか侮れません。
<生姜の副作用と適量>
一応、生姜の副作用もいくつか報告されています。
個人差はあるのが当然なようで、
https://nccih.nih.gov/health/ginger
下痢や腹痛、吐き気などです。
これについては自分にとって適切な量を把握しておく必要があるでしょう。
また、
乾燥生姜は妊婦の体に悪影響が合ったというものもあるので、
妊娠中の人は、生の生姜を調理したほうが良さそうですね。
長期的な弊害などは現在見つかっていないようです。
生姜の適量としましては、
1日に10g程度が目安と言われます。
市販のなま生姜の半分ぐらいの量でしょうか、
スライスだと7~8枚くらいですね。
これを超えると
胸焼け・下痢・腹痛・肌荒れなどが出る人がいるようです。
毎日1~2品で食べる分には問題はなさそうですね。
しっかり食べましょう。
<冷え性に効く生姜の成分>
生姜にはビタミンB6、カリウム・マグネシウム、マンガンなどの栄養素が含まれています。
この時点で乾燥肌対策となる成分が多く含まれていることが分かりますね。必須ミネラルも豊富なため、美容成分の補充に最適と言えます。
そして今回のテーマである
冷え性対策としましては、
生姜に含まれる
ジンゲロール
が抹消の血流を高めてくれることが分かっています。
末端冷え性の人にはありがたいですね。
これについては
管理栄養士の圓尾さんが動画で解説してくれています。
生姜が体を温めるって本当?効果的なとり方を管理栄養士が解説しました
生姜の食べ方としておすすめが、
加熱することで一部が
ショウガオール
という成分に変化するそうです。
この成分は体の中心を温めてくれるため、
ジンゲロールと合わせて、
体の中心から隅々までがポカポカになるわけです。
この成分は80度以上で3時間加熱することで最大になるようなので、
スープなどに利用すると効果が高まりそうです。
<生姜の摂り方>
普段の料理で使える生姜ですが、
ショウガオールの効果を充分に引き出したいのであれば
80度以上の長時間調理、やはりスープなどがいいでしょう。
生姜を使った料理は色んな本やネットにもレシピが載っているので、
バリエーションが尽きることはないでしょう。
また、すり下ろした生姜を
紅茶にいれて生姜紅茶とし、
保温ポットに入れておけば
ショウガオールが最大化
できるでしょう。
最近の保温水筒は優秀なので、
持ち歩いてるうちにショウガオールが生成されていくでしょう。
<揃えておきたい生姜>
生姜には冷え性対策以外にも、
・ダイエット促進
・血行改善
・がん予防
・美容
などの効果が期待でき、
日常的に摂取したい食品の一つです。
私はスーパーで生の生姜を買って、
一部は冷凍庫にストックしてあります。
下手な絵ですみません。
こんな感じで輪切りにしてから保存すると、
料理する時に使いやすいですよ。
空気に触れないようにしておけば、
かなり長い期間保存できます。
また、
今回紹介した生姜の効能は
チューブのおろし生姜でも得ることができます。
ただし、
市販のおろし生姜には食品添加物が結構多く入っていますのでご注意ください。
↓私は無添加のものを使っています。
チューブの生姜は薬味としての利用のほか、
紅茶に入れて生姜紅茶にするなど、
とてもお手軽で便利なので重宝しています。
生姜紅茶の作り方としては、
抽出した紅茶におろしショウガを入れるだけです。
(好みで蜂蜜やバニラエッセンスなどを入れても)
興味が出た方は是非試してみてください。