メモを使うだけでダイエットの成功率は上がる!【メモのチカラ】

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<メモの価値>

前回集中力と効率を上げるためのサイクルメモを紹介しましたが、

今回はメモの活用法ではなく、

自己の記録を取ること自体の効果について振り返ってみます。

仕事術的なものではありませんので悪しからず…

具体的なテクニックについてはサイクルメモをどうぞ 

 

今回の内容はこれまで書いた内容と被る所が多いですが…

こういう知識は定期的に振り返って、

再認識しておいたほうが効果が上がりますからね!

 

私も再確認したいと思います。

 

<自己記録と目標達成>

記録を取るという行動(メモすること)の効果は、

目標達成の分野で度々研究材料にされます。

目標達成の指標として頻繁に出てくるのは

肥満気味の人のダイエット

ですね。

最近メンタリストDaiGoさんが紹介されていた研究では

『自己監視の頻度は減量に大きく関連している』

つまり、

記録をつける頻度が高いほど減量に成功した

ということが分かっています。

これはネット上のメモ帳にダイエットの進行度を記録するというものです。

注目すべきは

記録にかけた時間はダイエットの成功には関係せず、

記録をつけた回数がダイエッットの成功と関連していたという点。

 

メモの制度ではなく

メモの習慣化が目標達成に繋がった

と捉えることができそうです。

 

 

<記録と自己認識>

メモが目標達成を高めることの理由は、

客観的に自分を見られるようになることです。

自分自身を振り返ることで、

・目標設定の修正

・モチベーションコントロール

などが出来るようになるわけです。

結果自己コントロールの力が上がって目標達成につながるわけです。

 

この自己認識→自己コントロール能力向上は他にも沢山メリットがあって、

ネガティブな状態を認識して改善することが出来ます。

・ネガティブな感情を切り離すのに有効

・ネガティブになっている自分を認識するのに有効

・問題の本質を見極めるのに有効

 メモの心理的な介入効果は相当なものですね。

 

 

<メモの形式>

メモを取る時に、

「手書きのほうがいいのか、PCやスマホを使ったほうがいいのか」

ということを調べた研究があったので紹介しておきます。

ただしこの実験は「言われたことを理解・記録するためのメモ」であって、

自己の記録のためのメモではありませんので、適用できるかは分かりません。

『ペンはキーボードよりも強力です』

発表:2014年

学生を対象にノートPCによるメモとノートに書くメモを比較した実験です。

これによれば

紙にメモした学生の方が概念を正しく理解していた

とのこと。

ちなみに「箇条書きメモはむしろやらないほうがいい」みたいな面白い報告もされています。

デジタルのメモの方が集中力が下がっていた可能性が高いみたいですね。

とはいえメモの習慣化には

手軽さが第一!

ですから、

外出先のメモでしたらスマホもバンバン活用していけばいいと思います。

 

<メモの本当の価値>

ここまで読んだ方はメモにおいて大切なのは

正しく自己認識するためのメモ習慣

であると分かると思います。

目標達成については一度置いておいて、

自己コントロールを高めるための記録をつけていくといいでしょう。

特に

 

・落ち込みやすい人

・ストレスがたまりがちな人

・ダイエットしたい人

・トレーニング週間をつけたい人

・いつも悩んでいる人

 

などは形式は問わないので、

1~2分でかけるメモを1日に2~3回取れるようにしてみましょう。

記録をつけることの効果が実感できるはずです。

 

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