大根の葉は栄養満点!~でも農薬はどうなの?~
<栄養たっぷりの大根の葉>
今回は管理栄養士の圓尾さんが
「大根の葉は栄養がたくさんあるよ」
という放送をされていたので、
大根葉について取り上げます。
放送はこちら
【朝の三分栄養チャージ】捨てないで!大根の葉にはおどろくべき栄養があった
圓尾さんがおっしゃっているには
「大根の範囲はカルシウムが豊富に含まれていて栄養もたっぷり。捨てるのはもったいない!」
とのこと
大根の葉の栄養価を見てみると
カルシウム…本体の10倍含まれている。これは牛乳の2倍。
鉄分…本体の10倍
βカロテン…ピーマンの10倍
ビタミンBやCも豊富
抗酸化作用があってアンチエイジングにいい
生活習慣病予防にもいい
と超優秀!
刻んで炒めものにしてもよし
塩ゆでして菜めしにしてもよし
スーパーで葉付きの大根を買った時は是非食べるようにしてみてください。
とのことでした。
<農薬への懸念>
まず大根の葉に関しては、
農薬の問題で少し懸念があります。
根野菜の場合農薬は地上部分に重点的に撒かれますから、
葉にはしっかりと農薬が残っていることが多いです。
私はそこまで農薬に過敏になることはないと思っているんですが…
以前スーパーで買った野菜の農薬の危険性
について発信されていた方が
スーパーで買った大根の葉の農薬
についてはノータッチだったのは少し違和感がありました。
「スーパーの野菜は農薬まみれだ」
とおっしゃってましたからね。
3分の簡潔放送なのでしょうがないかもしれません。
そんな訳で有機野菜などでない限り大根の葉を食べるときは、
農薬をしっかり落せる食べ方を選んで損はないんじゃないでしょうか?
水洗いからいきなり炒めたり
味噌汁に入れたりするのではなく、
一度しっかり湯がいて農薬を落としてから楽しむのがいいでしょう。
<一度に大量に食べるものでもない>
大根の葉については確かに緑黄色野菜と言われるほどに栄養がたくさん含まれています。しかし緑の葉にありがちなんですが、基本的には大量摂取をしない方がいいんじゃないかなと思っています。
日本人の文化的にも葉物野菜を生で食べることはほとんどしませんでしたし、湯がいたとしても緑黄色野菜は大量に食べることは想定してこなかったですからね。
牛乳の2倍のカルシウムと言っても、
牛乳コップ一杯と同じだけの大根菜を食べるのって相当きついですよ…
胃に負担が大きそうです。
昔ながらのお浸しとして小皿一品とか味噌汁やご飯に少量入れるくらいが丁度いいですね。
私の場合は大根の葉はすぐに大量に塩ゆでし、お湯は捨ててしまいます。
湯がいた後の大根をまとめて冷凍し、
気が向いた時に試しや味噌汁に入れて楽しんでいます。
緑黄色野菜のようにもりもり食べるのではなく、
薬味に近い感覚で楽しむのが適度な距離感なんじゃないでしょうか。