あなたの自信を喪失させているある行動
<自信がない人がやってはいけない習慣>
少し前に
性格が行動を作るのではなく
行動が性格を作るのだ
という話をしました。
今回は類似の研究で、
自信(自己肯定感)に関わるある行動…
それも、「自信をつけたいなら止めたほうがいい行動」です。
メンタリストDaiGoさんが紹介していて、
小ネタとして良さそうだったのでチェックしてみました。
今回の記事から分かること
・自信を失わせる行動とは
・自信と行動の研究
・気をつけるべきことは何?
<無駄に自信を失わせるある行動>
結論から言いますとそれは
『鏡を見る』
です。
正確に言うと「鏡を見る」を含めた
自分の外見をチェックする行為全般
です。
人の自信を損なわせる行動として
・やたらと他人と自分を比べる
・目先のストレスを避ける
みたいなのはイメージがしやすいですが、
「鏡を見て自己肯定感が下がるのはどういうこと」
と思う人がいるかもしれません。
これは自分の外見のマイナス面をチェックする行為が、
自分のネガティブなイメージに注目することになるからではないかと考えられるようです。
<自信と行動の研究>
発表:2020年
著者:ウィルバー・ナタリー
対象:84人の女学生
期間:2週間
数も期間も少ないですが、外見をチェックする行動全般に制限をつけ、その後の自己肯定感を測定したという面白い実験です。
制限された行動には、鏡を見る以外にも、自分の見た目を他人と比べたり、自分の見た目の嫌いなところをファッションで隠すような行為も含まれています。
対象は女性のみですので、男性だと少し違った傾向になる可能性はありますね。
結果:
外見チェックを制限したグループでは、
・自分の外見への不満
・身体への不満
・抑うつ
・健康不安
などの思考が減少した。
自分に自信がないから外見チェック頻繁にするのではなく、
外見チェックを頻繁にするからこそ自信が無くなっていくのでは?
という可能性が示唆されたことになります。
<気をつけるべきことは?>
自信=自己肯定感は人生の満足度に直結しますから、
外見チェックのデメリットは認識しておきたいですね。
とはいえ外見の確認を全くしないというのも難しいでしょう。
いくつか簡単な対策を考えてみたので参考にしてもらえたら嬉しいです。
①トリガーを減らす
・外見チェックするタイミイングをあらかじめ决めておく
・トイレでは鏡を見ないと決める
・手鏡を持たない
・自分や相手の服に気をかけない
②服選び
・体型の気になる部分が目立たない服を着る
・自信のある部分が強調される服を選ぶ
・こまめなチェックが必要ないシンプルな服を着る
③ネガティブな注目を軽減する
・外見チェックは1回10秒まで
・自分の体の気に入っている部分を気にする
他にも、瞑想などで自分の体のイメージを高めて、
自分の体を受け入れる練習をするのも有効ですね。
悪い習慣の直し方についてはこちらに長めに書いたので、
気になる方はどうぞ。
今回は以上です。
自分に自身が持てずに悩んでいる方は、
外見チェックの回数を減らすように心がけてみては如何でしょう。