「日光は肌に悪い」は半分ホントで半分ウソ

 

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<日焼けリスクは誇張されすぎている>

このブログでは

・スキンケアでは紫外線をケアしましょう

・健康のために太陽の光を浴びましょう

という2つのことを述べてきましたが、

「じゃあ結局日光は肌にいいの?悪いの?」

という点を説明していなかったので今回取り上げます。

 

結論からいいますと

適度な日光は肌に良い

ということになります。

日焼けによる肌へのダメージを美容業界はやたらと強調しますが、

過度な量(個人差あり)でない限り、

日光を浴びることの肌へのメリットは大きいのです。

逆に言うなら、

日光を浴びないでいると起こるデメリット

の方が肌には良くないのです。

この記事の内容

・日光と健康

・日焼けと肌への影響

・正しい日光との関係

<日焼けは体によい?悪い?>

まず日光が健康にいいかどうかですが、

日光を浴びないことのデメリットは明らか

と言えると思います。

皮膚病学者のリチャード・ウェラー博士は

『太陽を避けることは死に近づく』としており、

・日焼けは皮膚がんのもととされるが、その発症率は非常に低い

・太陽の光を浴びる人ほど寿命が長く、皮膚がんにかかったとしても長く生きる

・日光浴によって生成・放出されるビタミンDや一酸化窒素が疾患リスクを下げる

・日を避けている人ほど、悪性腫瘍が出来た時の悪影響は大きい

ことを述べています。

 

という訳で、

適度な日光は浴びたほうがいいんです。

 

日光と死亡率に関しては論文が多く、

最近の大掛かりな研究では、

太陽光を避けることはタバコ並みに体に悪い

というものが話題になりました。

2万人のスウェーデン女性の20年分のデータを調べた結果

太陽の光を浴びるほど

・心疾患の発症率が低くなる

・癌にはかかりにくい

・やや寿命が長い

ということが分かりました。

そして

1.タバコを吸っているが日光をよく浴びる人

2.タバコを吸わないが日光を避けている人

の死亡率が同じだったという結果が!

日光を避けることの健康的デメリットは大きいと言えます。

 

他のデメリットとしては

1.脳機能の低下

2.太りやすくなる

3.睡眠障害

4.骨や歯がもろくなる

5.ストレスの増加

6.アレルギーリスクが上がる

これらの原因は肌が日光を浴びることで生成される

ビタミンD

の不足が主な原因と考えられています。

もちろん日光を浴びることで生成されるセロトニンやテストステロンも深く関わっていますので、複合的な原因であるといえます。

この辺りは、

外出自粛によって高まるリスクとして以前にお話しましたね。

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<日焼けと肌への影響>

それでは肌自体への日光の影響を見ていきましょう。

「日焼けはお肌に悪い!」

というのはある意味では正しく、

紫外線はシミやそばかすの原因となります。

しかし先程まで述べたビタミンDや一酸化窒素の不足もまた、肌に深刻なダメージを与えます。

睡眠やストレスにも大きく関わってくる分、

日光が足りないことのリスクの方が多いとも言えます。

ビタミンDの研究者であるマイケル・ホリック博士は自身の著書

・適度な日光浴(健康的な小麦色になる程度)で皮膚がんの発症率が高まることを示したデータはない

・皮膚がんにつながるのは過度な日焼けを行ったときだ

と述べており、

日焼けのリスクが過度に強調されていることを指摘しています。

さらにこれらのリスクはサプリメントでビタミンDや一酸化窒素を摂っても、

完全には補えないとのこと。

 

<正しい日光との関係>

最後に日光と理想の関係を作るためのポイントを抑えておきましょう。

1.適度な日光浴

適度に日光を浴びるとして、

適切な日光量が気になるところですね。

これについては個人差があるのでなんとも言えませんが、

日本人の場合は1日のうちに15~20分くらいは日光を肌に浴びたほうがいいでしょう。

通勤経路を工夫して森林浴が出来るコースなんかを作れると理想ですが、

ちょっとしたウォーキングの習慣をつけるのもいいですね。

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2.安心の紫外線対策

当然紫外線対策に日焼け止めクリームや日傘は有効ですので、

しっかり対策した上で日光のメリットを享受しましょう。

視覚的な刺激で分泌されるセロトニンなどとは違い、

肌に直接日光を受ける必要がありますので、

日差しが強い時期は対策を万全にしておきましょう。

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UVカット率が高く、防水のものがオススメです。

 

3.時間帯を工夫

日の光を浴びるタイミングも活用できるといいですね。

日差しが弱い時期や日光浴の時間をあまり取れない場合は、

昼間の陽の光が強いタイミングを選ぶと、

短時間であっても効果が上がります。

また、睡眠リズムや体内時計を整えたい人の場合は 午前中に日光を浴びましょう。

午前中の光にはブルーライトが多く含まれ、

生活リズムを整える助けになってくれます。

 

4.食事やサプリでサポート

日の光が弱い時期や天候が悪い場合は日光のメリットを享受しにくいですね。

そんな場合はビタミンD系のサプリで補助するのも有効です。

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 特にビタミンKを含んだサプリはビタミンDとの相乗効果が期待できます。

ストレス軽減やメンタル改善効果があるので、

メンタリストDaiGoさん他色んな方がサプリメントを愛用しています。

外出自粛中の今は特に手元に置いておきたいですね。

値段もお手頃で試す価値は十分にあると思います。

ただしサプリはあくまで補助であって、

実際に日光を浴びることをおろそかにしないようにしましょう。

ビタミンKに関してはブロッコリーや納豆に多く含まれるので、

これらを食事で沢山摂ることもオススメです。

 

今回は以上、

如何だったでしょうか?

過度に日光を避けるのではなく、

日光のメリットを享受して健康的な美肌生活を送りましょう。

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