計画倒れが起きる99%の原因とは
<目標達成する計画術>
今回はハック大学さんが
「計画倒れの99%はこれが原因」
という動画を上げていたので、
これを参考に自分なりにまとめてみました。
こういう計画実行・目標達成に関する内容は定期的に取り上げて、
自分を省みるのがよいですね。
関連としてはこの辺りかと
<大事なのは計画の立て方>
ハック大学さんの説明によると、
目標未達成の原因の99%は計画の『立て方』に依存します。
ちなみに残りの1%は物理的に無理な場合
「立てた計画を実行するのに必要なものは何?」
と聞かれて人が最初にイメージするものは
・努力
・根性
・モチベーション
・才能
だったりしますが、
全て間違いです。
なぜなら
クリエイティブアボイダンス
といって、
人間は新しいことを始める時に、
やらない理由を探す性質がある
からです。
そしてやらない理由を探すことにかけては天才的であると言えます。
そこで大切なのが
モチベーションに頼らなくても行動できる仕組み作り
です。
目標に向けて計画通りに実行する仕組みが大事ということですね。
「よく聞く話だ」
という人もいますが、
それではなぜよく聞くのにみんな実行できていないのか?
を考えてみましょう。
その理由は計画の曖昧さにあります。
<計画の中に曖昧さを無くすこと>
「具体的な目標を立てよう」というのはよく聞きますが、
未達成に終わる原因の殆どが
『細分化の曖昧さ』
である場合が多いです。
例①
今月100万の売上を上げたい→1日5万円売り上げればいいな
例②
資格試験に合格したい→1週間に1単元内容をマスターしよう
一見期間内の行動を設定できているように見えますが、
ここで終わってしまうと高い目標はほぼ間違いなく達成できません。
正しい細分化のためにやっておかなければいけないのは以下の2点を検討することです。
1.目標が適切かどうか?
そもそもの目標設定が高すぎたり低すぎたりしていないか、
現状はっきりしている事柄のみを材料に判断する必要があります。
例①でしたら、
「今までの売上はいくらだった?」
を基準にして、
現実的かつ好循環が回る水準に設定する必要があります。
時期や曜日によって売上に違いが出るなら、
長期的な変動も計算に入れましょう。
例②の今週〇〇という単元を『マスターする』という曖昧な表現ではなく、
「90%の正解率」
「全国○位以内に入る」
などの達成したかどうか判断するための指標の設定も必要です。
2.行動レベルまでに落とせているか?
「売上1日に5万円」は行動レベルの目標とは言えません。
行動レベルとは
「その辺りを歩いている人にお願いして出来るレベルの行動にまで落とし込むこと」
です。
例②で言うなら
行動仮説を立てて具体的な行動を決めましょう。
①参考書の中のその単元を3回読めば良いだろう
②どれくらい時間を捻出できるのか 一週間なら10時間ほどだろう
この2つを見比べて調整します。
もちろん何度かやってみて妥当かどうか判断する期間も設けられるといいでしょう。
<絶対に行動出来るようにする>
目標と行動が決まったら
実行順序をプロットしていきます
これが仕組みづくりの中では意外と大事です。
その行動を
・何時から何時まで何分やるのか
・どの行動の後にやるのか
・そのタイミングで出来なかった場合の穴埋めはどこで行うのか
という目線で徹底的に決めてしまいます。
意識するのは
・逃げ道を作らない
・できるだけ細かく
という点ですね。
オススメとしては、
「1日のうちで絶対にやることの前におく」
「自分が楽しみにしていることの前に設定する」
のがいいでしょう。
<手段を目的化してはいけない>
行動が設定できたなら、
あとはそれを積み重ねていくだけですが、
手段を目的化してはいけません
例②であれば最終的に資格試験に合格しなければ意味がありません。
大事なのは目標です。
そのため、
一定期間が経つごとに
・自分は計画通り行動できているのか?
・目標達成に向かっているのか?
・現在の行動の仕組みは適正か?
を振り返るタイミングを作りましょう。
大体2週間~1ヶ月に1回くらいがオススメです。
人間は放っておくと必ずサボる生き物です。
正しい計画の立て方を意識して計画倒れを無くして、
目標を達成できる人を目指しましょう!