ダイエットであと2kgが減らせない理由

 

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<ダイエットは最初は上手くいく>

「最初の5kgは順調に減ったのに、理想の体重のための残り2kgが減らない」

ダイエットにおいてはこのようなことがよく起こります。今回はブリストル大学の行動神経科学研究者ピーター・ロジャース教授が「残り2kgが減らない2つの原因」について報告していたので取り上げます。

 

ちなみに今回はライトテーマです。こういうのは定期的に取り上げて振り返るのが大事ですからね。ダイエットの習慣付けやオススメ方法については過去記事をどうぞ。

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<残り2kgが減らせない原因>

ロジャース教授が発表したものがこちら

『残り数ポンドを減量するのが難しい科学的原因』

https://theconversation.com/weight-loss-heres-why-those-last-few-pounds-can-be-hardest-to-lose-according-to-science-140150

発表:2020年6月9日

 

原因①:代謝の鈍化

これは生物の体の構造的な問題ですね。体重が減ることによって、日常生活を送るために必要なエネルギーが少なくなるということですね。運動を伴わないダイエットではこれらの現象が多く見られます。体重が減れば減るほど、必要となるカロリーは減っていき、カロリー制限がどんどん苦しくなってしまうということですね。

 

これの解決策としてはやはり運動をして筋肉量を増やすこと、水分の摂取量を増やして代謝を促進することなどが必要になってきます。私の場合はそこまで激しい運動はしていませんが、水を常に飲むよう習慣づけているので、体重が増えてしまうことはない状態をキープできています。美味しい水(特にミネラルウォーターは美容にもいい)はオススメです!

 

サントリー ナチュラルミネラルウォーター

 

原因②:食欲増加

これは所謂リバウンドの原因としてよく話題になるものですね。

 

人間の体のレプチンというホルモンが、体内の脂肪量を脳に伝える働きを持っており、脂肪量が増えるとレプチンの働きも強くなって食欲が抑えられる仕組みになっています。レプチンの反応は食品ごとに違い、食物繊維なんかは少しの量でも満腹感を得やすいため、繊維質の多い野菜や果物を必要以上に食べすぎるということはなかなか起きません。

 

しかし、ピザやポテトチップスなどの高カロリー食品は、①人間の舌が「美味しい」と感じる、②カロリーあたりの満腹感が少ない、という2つの特徴を持っているため、沢山食べても満腹感は得られません。最近の研究では、『高カロリー食品を食べても一定量以上の満腹感は得られないのではないか』などという報告も出ています。

 

こういった高カロリー食品の存在と、ダイエットで食事を制限しているという飢餓感&美味しいものを食べたいという欲求が、ダイエットの「あと少しが減らない」を引き起こしてしまうのだとしています。

 

飢餓感は強いストレスになり、これもまたダイエットを邪魔する大きな原因です。満腹感をコントロールするためのポイントについては以前にも取り上げましたね。

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オススメの解決法としては 

・果物を食べる

ダイエット中やダイエット成功後は甘味が欲しくなりますが、 甘味は果物で摂るようにしましょう。やや割高ではありますが、果物自体は食物繊維が豊富であり、肥満とは逆の相関関係を持っています。最初は物足りなく感じるかもしれませんが、ドライフルーツやナッツ系など、変化を持たせて食べるようにすれば、充分に満足できるようになりますよ。

 

砂糖不使用 ドライフルーツ 無花果

 

・たんぱく質を摂る

 たんぱく質は満腹感を高めてくれることが分かっていますので、良質なタンパク質をしっかりと摂るようにしましょう。ゆで卵なんかが手軽でオススメですね。運動しているよっていう人にはプロテインもいいですよ。空腹感がかなり軽減され、筋肉量も増加しやすくなります。

 

ピュアアイソレート プレーン風味(1kg)

メンタリストDaiGoさんが使っているホエイプロテインです。余計な成分が入っていないので、やはりダントツでオススメ。

 

味についてはココアパウダーなどで変化を作って楽しむといいですよ。

 

ダイエットの根本は継続することですからね、自分に無理が無いよう、楽しく続けられる形を試行錯誤していきましょう。

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