子供が野菜を多く食べるようになる方法~逆転の発想~
子供に野菜を食べさせたい
今回のお話は
子供が野菜を食べてくれるような料理を紹介…ではなく
子供の野菜を食べる量が増える簡単なテクニックの話です。
応用すれば大人にも使えそうです。
メンタリストDaigoさんが紹介していた研究なのですが、
色々と応用できそうな気がしたので取り上げました。
<野菜を食べるメリット>
2017年ラッシュ大学の研究
https://n.neurology.org/content/90/3/e214
対象:1068人
期間:2004年~2013年
結果:1日1.3食分の野菜を食べてる人は0.1食分の人に比べて
・見た目が5歳若い
・脳の状態が11歳若い
若さと健康を保つには
野菜が有効
ちなみに
1食分とは1カップ分
生野菜なら240ml
加熱野菜なら360ml
食べることが推奨されているようです。
ちなみに私個人としては、
日本人の体質に生野菜が合わない可能性
が結構あるんじゃないかと思ってるので、
急に大量に野菜を摂り出すには
注意がいると思うんですけどね。
緑黄色野菜を生で大量に食べる歴史って
人類的に 短いので。
温野菜もバランスよく食べたいですね。
<子供が野菜を多く食べる方法>
コロラド大学の研究
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2694796
対象:235人の未就学児
内容:朝食時にグループを2つに分ける
・野菜や果物が描かれた食器
・普通の食器
結果
・前者は野菜を食べる量が36%増えた
・果物に関しては関係なかった
☆ここからの考察
「カラフルなイラストを見てテンションが上がって、野菜を食べた」
つまり
カラフルな刺激が、
野菜を食べる苦痛を軽減した
つまり、野菜のイラストがついた食器の有効性を示した研究です。
例えばこういうのですね↓
はっきり言って科学的根拠としては低めの研究だと思います。
・集団ではなく、個別で食事をとらせた場合の比較
・他のカラフルなイラストをつけた食器での比較
もあればよかったのですが・・・
しかし、分析・考察の仕方は的をついてるんじゃないかと思います。
野菜を沢山食べることの
『苦痛を軽減』
するのにテンションを上げることが有効
というのは、大人にも応用できるんじゃないでしょうか。
もちろんこれは逆に、
満腹感を感じにくくなる
ということですから、
使い方には注意が必要です。
<苦痛を軽減するという考え>
この、
苦痛を軽減するという切り口は
他の場所で利用できそうです。
例えば
動画を見ながら食事する
という行動は
・苦痛軽減
・満腹感の軽減
を狙うことが出来ます。
例えば、
ササミや野菜を
大量に食べなければいけない人は、
動画を見ながらチャレンジしてみるといいでしょう。
ボールいっぱいに野菜を盛り、
食べ終わるまで動画を見続ける
というのは良さそうですね。
逆に、
ポテチを食べながら動画を見るのなんかは最悪
ですのでご注意ください。