男女で違うSNSの悪影響【メリットとデメリット】

 

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<SNSの影響>

 

本日はSNSが与える影響についてのお話

 

SNSとは「ソーシャルネットワークサービス」のことですね。

ツイッターやフェイスブック、ラインなんかのことです。

 

これらの研究は

アメリカやヨーロッパで度々報告されています。

 

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/da.22466

『若年層のSNSとうつ病の関係』

 

https://jandonline.org/article/S2212-2672(16)30110-1/abstract

『若年成人のSNSと摂食障害』

 

両方ともアメリカの研究ですが、

SNSによって引き起こされる

うつ病リスクは

1.7倍

摂食障害のリスクは

2.2倍

と報告されています。

 

もちろん

デメリットだけではなくて、

 

https://www.rsph.org.uk/

『SNSの種類とメリット・デメリット』

 対象:14〜24才の男女1,479人

自己表現の場としての役割

メンタルヘルスの効果

なども認められるという報告があったりします。

 

そして今回はこのSNSの影響について、

男女で違いが出てくる

という研究が発表されていたので取り上げます。

 

<男女で違う悪影響>

イギリス教育省から資金提供を受け、

ロンドンの小児保健研究所のチームが行った研究です。

https://www.thelancet.com/journals/lanchi/article/PIIS2352-4642(19)30186-5/fulltext

『ソーシャルメディアの使用が英国の若者の精神的健康と幸福に及ぼす影響を

 仲介する際のネットいじめ、睡眠、身体活動の役割:縦断的データの二次分析』

対象:イギリスの1万2866人の若者を

   13歳から16歳にかけて縦断的に調査したデータ

内容:SNSが若者の将来的な精神的不健康に与える影響を調べたもの

結果:

   ・女子が精神的に不健康だと判定されたことについては、
    睡眠障害や運動不足、オンライン上でのいじめ

    受けたことなどが原因だと考えられる。

   ・男子にはそのような要因の原因がみられなかった

   ・男女の差が見られた理由に関しては不明。

 

 という結果でした。

 文化的な違いもあるでしょうが、

 日本でのデータも出てきたら比べてみたいですね。

 

この結果を受けて研究チームでは、

「SNSが精神的健康に害を与えるとは言えないが、

 精神に良い影響を与える要因を阻害している可能性がある」

としています。

最終的は

『健康的なアクティビティを奨励する』

とのこと。

SNSに熱中しすぎるのは本当に避けたほうがいいですね。

私は集中力を乱されないように、

SNSをやる時間は決めています。↓関連

 

みなさんもSNSとの良い距離を心掛けてくださいね。

 

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