寒いほうが痩せる!は本当?【褐色脂肪の働き】

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<寒いと痩せる!?>

いよいよ寒くなってきましたね。

そんな訳で今回は

「寒いと感じることで痩せる!?」という話です。

紹介していたのは管理栄養士の圓尾さん

 


【朝の三分栄養チャージ】「寒い!」と感じることで痩せる?その仕組みとは

 

彼が説明している、

寒いほうが人間は痩せる

というのは結構色んな論文が出ています。

まずは放送内容を軽くまとめてみましょう。

 

<圓尾さんのお話>

 

人間の脂肪はエネルギーを溜め込んでいるが、

実は2種類ある。

白色脂肪→エネルギーを溜め込む

褐色脂肪→体脂肪を燃やす

という役割があり、

褐色脂肪を増やせばダイエット効果がある。

 

そして寒冷刺激で褐色脂肪は増えることが分かっている!

 

ファスティング(断食)もそうだけど、

適度なストレスは体を活性化させます

 

寒いというストレスを体に与えることで、

脂肪燃焼効果が上がります

 

<褐色脂肪に関する研究>

圓尾さんの言っていた褐色脂肪に関する研究は例えばこんなのが出てますね。

『褐色脂肪と基礎代謝の研究』

 機関:ケベック州心臓病学研究所

 発表:2012年

被験者を寒い場所に置いたことで、

燃焼カロリーが増加したという研究です。 

褐色脂肪の働きについては今後とも注目しておきたいですね。

 

国内の研究でしたら、

パレオな男でも紹介された奈良県立医科大学の研究でも、

室温が低いほうが痩せる!

というデータが出ていたそうです。

 

体にムチを打つ必要はありませんが、

適度に寒さを感じられるようにしてみましょう。

 

 <寒さのメリットはまだまだありそう>

そんな訳で褐色脂肪の働きは分かりました。

しかし

寒い=痩せる

というのはやや短絡的かと思います。

間違っているわけではないですが、

ダイエット効果を期待して室温をガンガン下げるというのは違うでしょう。

ずっと暖かいところにいるのではなく、

休憩時間に冷たい空気を吸ってリフレッシュ

くらいの気持ちで褐色脂肪を増やしていくくらいがいいんじゃないでしょうか?

寒くすればするほどそのまま痩せるわけではないですし、

健康的とも言えなさそうです。

 

とはいえ

寒さを適度に感じることのメリットは他にも結構ありそうです。

以前取り上げた内容だと、

14~16度が人間が幸福感を感じる温度

とか

仕事場の温度は22~24度が一番捗る

 みたいなのがあります。

 

低めの温度を味わうメリットについても、

一度まとめてみたいですね。

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