頭が良い人の5つの特徴って?
頭がいい人の特徴
「あの人頭がいいな」
って人いますよね。
これに関する記事や報告ってたくさんあるのですが、
こういった放送を
メンタリストDaigoさんがされていたので、
自分も調べてみようと思いました。
彼の放送の要約や引用は出来ませんが、
放送中で紹介されていた論文の内容も今回の参考にさせてもらいました。
そんなわけで、
「頭がいい人」の特徴です。
・爪を噛む癖がある
・タバコを吸わない
などの行動的な特徴ではなく、
性格的特徴・能力的なものをチョイスしてみました。
今から鍛えられるもの
はチェックしておいてもいいですね。
エビデンスありで、
興味深い内容だったのは
ブライドサイドさん
①豊富な知識を持っている
頭いい人は豊富な知識を持っています。
これは普段生きている中で必要になる知識のことですが、
幅広い年代の人とあって話し、
知識をどんどん広げていくことが出来るため、
結果的に豊富な知識を得ることが多いです。
「好奇心が強い人が多い」
というのもこの要素の一つでしょう。
②何事にも繋がりを見出すことが出来る。
例えば
お寿司
アイスクリーム
に共通するものはなんでしょうか?
回答例
「両方とも冷たい状態で食べる」
「色んな種類がある」
思いつきましたか?
それが何かではなく、
すぐに出てきたなら
物事に、共通のパターンを見出すことが出来るということになります。
この共通点を見つけることが出来る力は、
創造性にとってグラーツ大学の研究でも報告されています。
一見関係のないものに見えても、
それらに共通する要素をすぐに見つけることが出来る人は頭が良いとされています。
過去と未来を結びつけて解決策を見つけたり、
2つのものを組み合わせて新しいビジネスを作り出したり、
そういった能力がこれにあたるわけですね。
確かに社会的に成功しやすそうです。
③数字に強い
頭のいい人は、
文系・理系にかかわらず、
数字に強いことが分かっています。
ティンフォニー大学の研究によると、
数学力上位1%の子供は、
・人生への幸福感が高く
・資産も多く
・職業的にも恵まれている
という傾向がありました。
★初歩的な算数の能力を鍛えておくと、
未来への見通しが持てるようになるため、
リスクを避けることが出来るというわけです。
この能力は今から鍛えても充分意味があります!
④批判的思考が出来る
豊富な知識を持っている反面、
頭のいい人は情報を鵜呑みにしません。
批判的思考は「クリティカルシンキング」と言われることもありますね。
イメージとしては『合理的思考』であり、
・本来考えるべき課題を押さえる
・論理の前提を疑う
・思考の偏りに気づく
能力を兼ね備えているのです。
カリフォルニア州立大学の研究では、
批判的思考のスコアが高かった人は、
人生の困難を回避しやすい
ことが分かりました。
この
批判的思考は
鍛えることが出来ます。
⑤不安や心配を持っている
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnevo.2011.00008/full
こちらはアメリカの研究ですが、
頭の良い人は不安や心配を抱えていることが多いです。
また、頭の良い人は
頻繁に自分自身に問いかけることが出来ます。
世の中には違うシナリオがいくらでも存在することが分かっているので、
何が起こってもいいように、用意周到に準備することが出来るのです。
以上の5つが頭がいい人のポイントです。
<国によって違う「頭の良い人」の意味>
注意して置かなければいけないのは
何を持って『頭がいい』とするか
ですね。
特に、この手の研究は海外が多いので、
日本とのニュアンスの違いを知っておきたいところです。
『「頭の良い人」の属性に関する比較文化的研究』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/39/3/39_270/_pdf
日本・韓国・中国・カナダ・メキシコで
『頭が良い』と思われる人の特徴因子を、
1.共感性・社会性能力因子
2.対人的能力因子
3.知識の把握・処理能力因子
4.判断力・決断力因子
5.表現力・センス因子
に分けて、
その重要度を国ごとに測定し、
比較したという面白い研究です。
これによれば
日本・韓国・中国では
1・3・4が頭の良い人の特徴として強く結びついており、
カナダ・メキシコでは、
2・5の特徴が強く結びついていました。
日本人は
知識・判断力・社会性の高い人を
「頭が良い人」と判断するんですね。
単純に「頭が良い」といっても、
そのニュアンスはアジア圏と欧米では開きがあることは、
頭に入れておいたほうが良いかもしれませんね。
<紹介書籍>
クリテジカルシンキングを鍛える手段として、
せっかくなのでDaigoさんと弟さんが作った本を紹介しておきます。
このブログで紹介するには
とても軽めの内容です。
『メンタルナゾトキ』